外務省・新着情報

令和5年2月20日

 2月20日(現地時間同日)、ベルギー王国のブリュッセルにて、正木靖欧州連合日本政府代表部特命全権大使と、ラーシュ・ダニエルソン欧州連合スウェーデン政府代表部大使兼常駐代表(H.E. Mr. Lars DANIELSSON, Ambassador and Permanent Representative of Sweden to the European Union)、及びフィリップ・コーネリス欧州委員会運輸総局航空局長(Mr. Filip CORNELIS, Director–Aviation, Directorate–General for Mobility and Transport, European Commission)との間で、「航空業務に関する日本国と欧州連合構成国との間の協定の特定の規定に関する日本国と欧州連合との間の協定」(二国間航空協定に関する日・EU協定)の署名が行われました。

  1. この協定は、既存の二国間航空協定を日・EU航空関係の現状を踏まえた内容とすることで、EUとの航空関係の安定的な発展に向けた基盤を整備するものであり、令和3年に発効した日・EU航空安全協定とともに、航空分野における協力を一層強化するものです。
  2. この協定は、各締約者が、外交上の経路を通じて、この協定の効力発生のために必要とされる内部手続(我が国の場合は国会承認が必要。)が完了したことを確認する通告を互いに行い、遅い方の通告が受領された日の属する月の翌月の初日に効力を生ずることとされています。

[参考1]
 ダニエルソン大使は、理事会議長国スウェーデンの政府代表部大使兼常駐代表であり、欧州連合の代表として署名。

[参考2]
 本協定については、交渉期間においては、日・EU水平協定(Japan–EU Horizontal Agreement)という呼称を用いていた。

[参考3]
 令和元年6月に本協定の交渉を開始し、令和4年4月の第4回政府間交渉において実質合意に至った。


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