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令和4年度地方財政審議会(12月2日)議事要旨

日時

令和4年12月2日(金)10時00分~12時00分

場所

地方財政審議会室

出席者

(委 員)
 小西 砂千夫(会長)  宗田 友子  西野 範彦  野坂 雅一  星野 菜穂子

 (説明者)
 自治財政局財政課 理事官 中谷 明博
 自治財政局 財務調査課 財政健全化専門官 仁藤 司史

議題

(1)地方財政に係る地方財政審議会意見について
(2)夕張市財政再生計画の変更の同意について
 今回の議題は、夕張市財政再生計画の変更の同意について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第10条第4項の規定に基づき、審議するものである。

要旨

議題(1)地方財政に係る地方財政審議会意見について
 
標記の件について、説明を受け、質疑応答及び意見交換を行った。
 
(主な内容)
 
地方財政審議会の意見提出に向けて討議を行った。
 
議題(2)夕張市財政再生計画の変更の同意について
 
標記の件について、説明を受け、審議の上、これを了承した。
 
(主な内容)
 
○水道基本料金の一律免除に必要な経費を繰出するものとあるが、免除の対象は個人だけでなく法人も含まれるのか。また、夕張市以外の自治体も実施しているのか。
→公的機関等は除き、事業者も対象に含めている。個人、法人ともに基本料金4ヶ月分を一律で免除対象としている。他の自治体でも様々物価高騰対策に取り組んでいるが、このような形で実施しているところもあると聞く。経費については、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当する予定。
 
○決算剰余金が6億円余発生している理由、また、減債基金の積立を2億円余とする根拠はなにか。
→決算剰余金については、全国的な傾向ではあるが、地方交付税の再算定や地方税収の伸びが要因と考えられる。経費節減にも努めている。
剰余金のうち、市の条例に基づき2分の1相当額を財政調整基金に積んだうえで、今回の計画変更に必要な一般財源所要額を除いた残りを減債基金に積むこととしている。
 
○森林活用型地域人材育成事業、地域プロジェクトマネージャー採用支援業務とはどういった内容か。
→前者は、主婦、高齢者、障がい者などの新たな稼ぎ方や活躍の場の創出を目的に、木材等森林由来の自然素材を活用した作品作りのワークショップの開催等ができる人材を育成するもの。財源は森林環境譲与税基金を活用する。
 後者は、夕張高校の魅力化の取組について、行政・学校・地域の橋渡しをするコーディネーター役となる人材の採用業務を委託するもの。地域プロジェクトマネージャーとしての活動は来年度に実施する。

資料

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