外務省・新着情報

令和5年2月23日
林芳正外務大臣とマリオ・アドルフォ・ブカロ・グアテマラ共和国外務大臣
日・グアテマラ外相会談 2

 現地時間2月23日午後0時40分(日本時間24日午前2時40分)から約30分間、ウクライナに関する国連総会緊急特別会合及び安保理閣僚級討論に出席するため米国・ニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、マリオ・アドルフォ・ブカロ・グアテマラ共和国外務大臣(H.E. Mr. Mario Adolfo Búcaro Flores, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Guatemala)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. ブカロ大臣より、日本のこれまでの協力への謝意を述べた上で、両国間の往来や投資の活発化を始め、二国間関係を更に強化したい旨述べました。また、林大臣から、グアテマラは基本的価値を共有する重要なパートナーであり、移民問題への対応を含め、グアテマラの持続可能な社会・経済開発のため引き続き協力していく旨述べるとともに、両国関係を一層発展させていきたい旨述べました。
  2. 林大臣からはさらに、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」に触れつつ、法の支配に基づく国際秩序の維持・強化に向けて、FOIPの推進においてもグアテマラと緊密に連携したい旨述べました。ブカロ大臣はこれに同意しつつ、国際秩序の維持・強化に向けて日本とも緊密に連携したい旨述べました。
  3. 両大臣は、国連総会決議を含むウクライナ情勢、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応等の東アジア情勢、安保理改革を含む国連の機能強化や軍縮・不拡散、平和維持を含めた国際社会における諸課題について意見交換を行い、今後とも連携していくことを確認しました。

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