外務省・新着情報

令和5年3月1日
アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)10周年記念フォーラムにおいて挨拶を行う武井外務副大臣

 2月28日、アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)10周年記念フォーラムが都内で開催され、武井俊輔外務副大臣が出席し挨拶を行いました。また、逢沢一郎衆議院議員、塩崎恭久元官房長官、河野太郎デジタル大臣も同フォーラムに参加しました。

  1. 武井副大臣は来賓挨拶の中で祝意を述べた上で、アジア太平洋地域では引き続き自然災害が多発し、その被害は大規模で広範囲にわたっているところ、A-PADが迅速で効果的且つ被災者に寄り添った支援を実施してきていること、直近ではトルコ南東部の大地震の際にA-PADが現地提携団体と連携し、速やかに捜索・救助活動や物資供与といった活動を実施されたことに深い敬意を表しました。
  2. また、武井副大臣は、A-PADはアジア太平洋地域でNGO・企業・政府が災害・感染症支援のため国境を超えて相互に協力する仕組みの構築を目指す日本発の取組として、その重要性が益々増してきていること、こうしたA-PADの意義や重要性を踏まえ、外務省はA-PADを拠出や日本NGO連携無償資金協力の供与を通じ支援してきており、今後ともA-PADとの更なる連携強化に努めていきたい旨述べました。
  3. その後、「アジア太平洋を連携で進化させるために」とのテーマでパネルトークが行われ、遠藤国際協力局長他が登壇したほか、各国からのビデオメッセージの紹介や表彰・感謝状の贈呈式が行われました。

[参考]アジアパシフィックアライアンス(A-PAD)
 アジア太平洋地域において、大規模な災害が発生した際、参加各国のNGOが各国政府及び民間企業と連携・協働して、迅速且つ効果的な緊急人道支援活動を実施すること、並びに参加国間の官・民・NGOが一体となり、また連携・協働する包括的な防災体制の構築を目的として2012年10月に設立。日本、韓国、インドネシア、フィリピン、スリランカ、バングラデシュの6カ国の団体で構成。


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