外務省・新着情報

令和5年3月3日
握手する両外相

 現地時間3月3日午前10時20分(日本時間3月3日午後13時50分)から約15分間、日米豪印外相会合出席のためインドを訪問中の林芳正外務大臣は、バドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ・オマーン国外務大臣(H.E. Sayyid Badr bin Hamad al Busaidi, Foreign Minister of the Sultanate of Oman)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、昨年、外交関係樹立50周年を迎えた日・オマーン関係は、これまで幅広い分野で順調に発展してきており、包括的パートナーシップの下、エネルギー分野を含め、更に幅広い分野で二国間関係を発展させたい旨述べました。これに対し、バドル外相から、両国は長年にわたり友好的な関係にあり、様々な分野において二国間関係を一層強化するため、林大臣と引き続き協力していきたい旨述べました。
  2. 林大臣から、長年信頼できるパートナーであり続けているオマーンからのLNGの安定供給は極めて重要である旨述べました。両大臣は、伝統的なエネルギー分野に加え、再生可能エネルギー、水素及びアンモニア等のクリーンエネルギー分野における協力を更に推進していくことで一致しました。
  3. 両大臣は、ロシアによるウクライナ侵略を受けた国際社会の連携、イエメンやイラン等の中東地域情勢について意見交換を行い、引き続き連携していくことを確認しました。

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