外務省・新着情報

令和5年3月6日

 3月4日及び5日、東京都横田飛行場内のヨコタ・ハイスクールにて「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」(Youth Exchange Program)の今年度の第七回目事業が開催されたところ、概要は以下のとおりです。

1 「日米交流の促進・相互理解の増進のためのプロジェクト」の狙い

 在日米軍施設・区域が所在する地域において、地元の日本人の中高生と在日米軍関係者の子息である米国人の中高生が、文化・教育交流を通じて相互理解を深めるとともに、国際社会で活躍する人材を育成することを目的としています。
 今般開催された横田飛行場での事業では、「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」等をテーマに、日米の中高生約35名が交流しました。

2 概要

(1)学生によるプレゼンテーション

(ア)1日目:3月4日(土曜日)

 学生たちは、グループに分かれ、「カルチャーショックから得た日米友好」をテーマに自国の文化を紹介し合い、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。

(イ)2日目:3月5日(日曜日)

グループに分かれ、オリジナルのご当地キャラクターを考え、プレゼンテーションの準備を行う、日米の学生たちの様子 プレゼンテーション準備を行う参加学生
ホワイトボードを用い、ご当地キャラクターに関するプレゼンテーションを行う、日米の学生たちの様子 プレゼンテーションの様子

 学生たちは「日米友好をテーマにしたご当地キャラクター」をテーマに、様々なアイディアを出し合い、地元を広報するためのオリジナルのご当地キャラクターを考え、英語及び日本語でプレゼンテーションを行いました。
 また、学生たちは、参加した来賓に対し、日米友好に対する思いや、2日間で学んだことについて紹介しました。

(2)閉会式(表彰式及び修了式)(2日目:3月5日)

表彰後、記念撮影に応じる、日米の学生たちと指導教員の様子 表彰式の様子

 日本側から、福島秀男福生市副市長(周辺自治体5市1町代表)、宮本新吾外務省北米局参事官等が、米側からリッキー・N・ラップ在日米軍兼第5空軍司令官等が出席し、参加者全員の2日間の健闘を称え、挨拶を行いました。

演台に立ち、閉会挨拶を行う、福島副市長の様子 閉会挨拶を行う福島副市長
演台に立ち、閉会挨拶を行う、ラップ司令官の様子 閉会挨拶を行うラップ司令官

3 参加した日米学生の感想 (一部紹介)

日米の学生たち、および本プロジェクト関係者による、集合写真 記念撮影
  • 話す言語は違うけれど、(米側の参加者が)何とか伝えようとしてくれていて、私も頑張ろうと思いました。様々な文化や生活の違いを知り、驚きがたくさんありました。今回の活動を通じて英語に興味が出たので、これからも色々取り組んでいきたいと思います。(日本側の参加者)
  • 同じグループの日本人と友達になることができ、たくさんの思い出ができました。イベントでは、日米学生間で一緒に楽しむことができ、作業することができました。これからも今回出会った日本の友達と交流を続けていきます。こうした企画がまた実施されることを期待しています。(米側の参加者)

[参考]実施形態

  • 共催:外務省、米国防省教育部(Department of Defense Education Activity: DoDEA
  • 開催協力:周辺自治体(立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)、横田飛行場

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