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令和5年3月7日
メアリー・ウォーリック国際エネルギー機関(IEA)次長と談笑する髙木外務大臣政務官

 3月6日、髙木啓外務大臣政務官は、訪日中のメアリー・ウォーリック国際エネルギー機関次長(Ms. Mary Burce Warlick, Deputy Executive Director International Energy Agency, IEA)と夕食を交えて意見交換しました。

 両者は、エネルギー安全保障を確保した上で、脱炭素化を実現していくという課題の中でのエネルギー移行の在り方、及びIEAの役割について、話し合いました。メアリー・ウォーリックIEA次長から、G7議長国としての日本の役割への期待、IEAへの日本の貢献についての謝意が述べられました。

(参考1)国際エネルギー機関(IEA)の概要

  • (1)第1次石油危機後の1974年に、キッシンジャー米国務長官(当時)の提唱を受けて、OECDの枠内における自律的な機関として設立された国際機関。石油供給途絶時の共同対応を主たる目的とする。
  • (2)2022年3月閣僚理事会において、気候変動対策におけるエネルギーセクター主導、エネルギー移行期におけるエネルギー安全保障の確保、IEAファミリー強化、IEAリソースとして持続可能な拠出モデルへの移行として4つをIEAの新たなマンデートとして採択。
  • (3)本部はフランスの首都パリに所在。
(参考2)メアリー・ウォーリック国際エネルギー機関次長(Ms. Mary Burce Warlick, Deputy Executive Director International Energy Agency, IEA

 米国出身。駐セルビア米国大使や米国国務省エネルギー資源局筆頭次官補代理を経て、2021年5月から現職。

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