外務省・新着情報

令和5年3月9日

 3月9日(現地時間同日)、ラオス人民民主共和国の首都ビエンチャンにおいて、小林賢一駐ラオス特命全権大使と、ポーサイ・カイカムピトゥーン・ラオス人民民主共和国外務副大臣(H.E. Mr. Phoxay KHAYKHAMPHITHOUNE, Deputy Minister of Foreign Affairs of the Lao People’s Democratic Republic)との間で、ラオスに対する無償資金協力「ラオス国立大学工学部施設及び実験機材整備計画」のための贈与の限度額の修正に関する交換公文の署名が行われました。対象案件の概要は、以下の通りです。

  1. 本計画では、ラオス国立大学工学部の教育及び研究活動に必要な施設・機材の整備を行うことにより、教育・研究環境の改善を図り、もって産業界のニーズに合った質の高い工学人材の育成に寄与することが期待されます。
  2. 本計画については、2022年3月に、21.05億円を限度とする無償資金の供与について署名したものの、昨今の物価高騰等の影響を受け、資金が不足することから、今般3.95億円の追加贈与を行い、限度額を25.00億円に修正しました。
(参考)ラオス人民民主共和国基礎データ

 ラオス人民民主共和国は、面積約24万平方キロメートル(日本の約0.63倍)を有し、人口約743万人(2021年、世界銀行)、人口1人当たりの国民総所得(GNI)は2,520米ドル(2021年、世界銀行)。


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