外務省・新着情報

令和5年3月12日
  1. 我が国は、今般のトルコ南東部を震源とする地震の発生直後から国際緊急援助隊を派遣してきており、そのうち医療チームについては、2月10日から一次隊を派遣し、同月16日以降、被害が深刻なガジアンテップに設営したテント型野外病院において、現地の医療機関とも連携しつつ、現地被災者及び住民等のべ約2,000人への診療活動を行ってきました。
  2. 地震発生から1か月以上が経過する中、震災に直接関連する疾病による受診者数が減少する等、急性期医療の必要性は低下しており、各国からの医療チームにおいても帰国に向けた作業が進められています。こうした状況を踏まえ、トルコ政府との協議を経て、我が国の国際緊急援助隊・医療チームとしても活動を終了し、帰国することとなりました。
  3. 我が国の医療チームの迅速な派遣及びこれまでの活動に対しては、トルコ政府からも謝意が表明されています。
  4. なお、我が国の国際緊急援助隊としては、既に専門家チーム(建築・免震・耐震技術等の分野)が被災地に到着し活動を行っているところです。我が国として今後も、復旧、復興を目指すトルコに対する効果的な支援を可能な限り実施していく考えです。
(参考)国際緊急援助隊・医療チーム

 同医療チームは、団長、医師、看護師、薬剤師、医療調整員、業務調整員等で構成されている。同医療チーム一次隊(75名)・二次隊(64名)及び三次隊(41名)を派遣。


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