外務省・新着情報
令和5年3月13日
3月11日（現地時間10日）、ホンジュラス共和国の首都テグシガルパにおいて、中原淳駐ホンジュラス共和国日本国特命全権大使とエドゥアルド・エンリケ・レイナ・ガルシア・ホンジュラス共和国外務大臣（H.E. Mr. Eduardo Enrique REINA García, Secretary of State for Foreign Affairs and International Cooperation of the Republic of Honduras）との間で、以下の2件の無償資金協力に関する書簡の署名・交換が行われました。
- 無償資金協力「感染性廃棄物管理改善計画」（供与額10.13億円）
本協力は、ホンジュラス国内の医療施設及び自治体に対し、感染性廃棄物管理に必要な資機材等を整備するものです。この協力により、新型コロナウイルス感染症対応等で生じた感染性廃棄物等の適切な処理及び滅菌・感染制御基盤の強化を図り、もって廃棄物由来の感染防止を通じた、ホンジュラスの質の高い社会サービスの普及に寄与することが期待されます。 - 無償資金協力「保健サーベイランス国立研究所建設計画」（供与額14.40億円（当初の供与限度額8.18億円＋追加贈与額6.22億円）
本協力は、ホンジュラスの最上位の検査機関である国立研究所に対し、施設の建設及び機材供与を行うことにより、同研究所の機能を統合し、国際基準に準拠した安全な検査環境を整備するもので、今般、追加贈与を行うものです。この計画により、同国の感染症等の診断能力の向上を図り、保健医療システムの強化に寄与することが期待されます。
（参考）ホンジュラス共和国基礎データ
ホンジュラス共和国は、面積約11万2,490平方キロメートル（日本の約3分の1）。人口約1,028万人（2021年、世界銀行）。人口1人当たり国民総所得（GNI）は2,490米ドル（2021年、世界銀行）。