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令和5年3月14日
サファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民大臣と握手する岸田総理大臣 表敬を受ける岸田総理1(写真提供:内閣広報室)
サファディ・ヨルダン副首相兼外務・移民大臣と向き合って握手する岸田総理大臣 表敬を受ける岸田総理2(写真提供:内閣広報室)

 3月14日、午後2時20分から約20分間、岸田文雄内閣総理大臣は、外務省賓客として訪日中のアイマン・サファディ・ヨルダン・ハシェミット王国副首相兼外務・移民大臣(H. E. Mr. Ayman Al Safadi, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、サファディ大臣の訪日を歓迎するとともに、日本は、ヨルダンとの戦略的パートナーシップを重視している旨述べました。これに対し、サファディ大臣から、日本による様々な支援への謝意を伝えつつ、ヨルダンとして日本との伝統的な友好関係を重視しており、今後も幅広い分野で関係を進展させたい旨述べました。
  2. 岸田総理大臣から、今般実施された第3回日・ヨルダン外相間戦略対話に触れ、双方は政治・経済・安全保障等の各分野での協力を引き続き強化していくことで一致しました。
  3. 中東和平に関し、岸田総理大臣から、ヨルダンによる様々な外交努力を評価している旨述べるとともに、双方は、高い緊張状態が続く現下のイスラエル・パレスチナ情勢に対する懸念を共有し、「二国家解決」の実現に向けて引き続き協力していくことを確認しました。また、双方は、東アジア及びウクライナを含む地域情勢についても議論を行い、特に拉致問題を含む北朝鮮を巡る課題において連携していくことを確認しました。

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