外務省・新着情報

令和5年3月14日

 3月14日、午後2時45分から約10分間、岸田文雄内閣総理大臣は、イツハク・ヘルツォグ・イスラエル国大統領(H.E. Mr. Isaac HERZOG, President of the State of Israel)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 両首脳は、昨年70周年を迎えた両国の関係が目覚ましく発展していることを確認し、史上初の日・イスラエル二国間定期直行便の就航を歓迎するとともに、これを契機とした交流の活性化に期待を寄せました。
  2. ヘルツォグ大統領からは、イスラエル国内における司法制度改革を巡る状況について説明があり、これに対し、岸田総理大臣から、同国の民主主義が強化される形で、現下の状況が早期に収束することを期待する旨述べました。
  3. 中東和平問題に関し、岸田総理大臣から、双方の一方的な措置に対する憂慮を示すとともに、日本としても「二国家解決」の実現に向け緊張緩和のため貢献したい旨述べ、両首脳は、今後も連携していくことを確認しました。
  4. そのほか、両首脳は、二国間関係について議論し、今後の更なる関係強化に向け、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。

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