外務省・新着情報

令和5年3月15日
「ファーストステップ2 世界をつなぐ勇気の言葉」の60秒紹介動画です

動画ドラマの紹介動画は上のサムネイルをクリック

 外務省国際協力局や開発協力の現場を舞台にしたドラマ「ファーストステップ2 世界をつなぐ勇気の言葉」の放送が決定しました。度重なる自然災害と戦ってきた日本。外務省国際協力局や開発協力の現場を舞台に、登場人物の成長を描いたドラマです。

公開スケジュールと作品概要
  • タイトル BSよしもと1周年記念ドラマ「ファーストステップ2 世界をつなぐ勇気の言葉」
  • 放送局 BSよしもと(BS265チャンネル)
  • 放送日 2023年3月25日(土曜日)19時~20時
  • 出演者 白石聖、小宮璃央、吉田美月喜、乃緑、中本大賀(円神)、好井まさお、阿南敦子、田中幸太朗、星田英利、(ナビゲーター)又吉直樹
  • 主題歌 fumika「ボクとキミを繋ぐモノ」(よしもとミュージック)
  • 監督 植田泰史(共同テレビジョン)
  • 脚本 森安彩(共同テレビジョン)
  • 制作プロダクション 共同テレビジョン
  • 制作著作 外務省、吉本興業

ひとりじゃない、一緒に乗り越えよう

(写真1)会議に向けて調べ物をするみづき

 主人公の吉沢みづき(白石聖)は、外務省国際協力局に勤務する、真面目さゆえにちょっと不器用な女性。第1弾、入省1年目では、母と生き別れたベトナム人妊婦との出会いから、誰かの役に立つこの仕事にやりがいを持ち、より一層、外務省員としての志も高くなった。

 そして、本作第2弾、入省2年目。首席事務官の玉木(田中幸太朗)に呼ばれ、あるプロジェクトへの参加を指示されるみづき。それは、学生を対象にした『防災』がテーマのプロジェクトであった。監修を務めるJICA防災分野特別顧問の松谷(星田英利)の講義を聞きに行くみづきは、東日本大震災を経験した大学生の里奈(吉田美月喜)と出会う。

 被災者である里奈は、幼少期に経験した東日本大震災の大きな傷が残ったままであり、周囲と打ち解けずにいた。どうにかプロジェクトを成功させたいみづきは、必死に学生たちと向き合うが、大震災のトラウマを抱える里奈は感情を抑えきれなくて…。

 忘れてはいけない「想い」と「ビルド・バック・ベター」(より良い復興)の信念と向き合う、愛と希望と勇気の物語です。

キャストからのコメント

白石聖(吉沢みづき役 外務省国際協力局国別開発協力第一課)

(写真2)白石聖

 まさか、ファーストステップの続編を皆さんとまた作ることが出来るなんて、とても嬉しく思います。
 今回のテーマは防災。私自身もそうでしたが、外務省がどんな所で、どんな仕事内容なのか、まだ詳しくは知らない方にとっても、私たちの身近にある自然災害はきっと他人事ではなく我が事として受け取って貰えると思います。
 みづきを通して、ほんの一部ではありますが、自分達が普段の生活の中でどれだけ支えられているのかを実感することができました。一年後のちょっぴり成長した彼女を、是非楽しみに観て頂けたらと思います。

<プロフィール>
1998年8月10日神奈川県出身。2016年にドラマで女優デビュー後、数々の映画、テレビ、ラジオ、CMなどで幅広く活躍中。出演作にドラマ「とりあえずカンパイしませんか」、NHK「大奥」、「カナカナ」、「しもべえ」、映画「胸が鳴るのは君のせい」などがある。バラエティー「スクール革命!」では準レギュラーを務める。

吉田美月喜(青木里奈役 大学生)

(写真3)吉田美月喜

 里奈は小さい頃に実際に災害を経験していて、その出来事が心に大きく残っている女の子です。
 災害を経験された方もそうでない方にも何か少しでも考えたり話し合うきっかけにこのドラマがなれるように、責任を持って里奈という役に真っ直ぐ向き合おうと思いながら演じました。
 私自身この作品で学んだことも沢山あり、とても大切な経験をさせていただきました。未来の世界のために今からどんなことができるか改めて気付くことができるドラマですので、是非沢山の方に観ていただきたいと思います。

<プロフィール>
2003年3月10日東京都出身。2017年にスカウトされ芸能界デビュー。その後、日本テレビ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」、Netflixドラマ「今際の国のアリス」、日曜劇場「ドラゴン桜」などの話題作に出演。近作では、映画「メイヘムガールズ」、映画「あつい胸さわぎ」の2作品で主演を務め、放送中の日本テレビドラマ「沼る。港区女子高生」にてメイン出演をしている。

星田英利(松谷利男役 JICA防災分野特別顧問)

(写真4)星田英利

 日本をはじめ、世界中で災害が頻発しています。その中、私もそのうちの一人でしたが、身近では起きない、生きているうちには起きない、起きても何とか助かるよ、と何の根拠もなく思っている、「まぁ、大丈夫っしょ症候群」の方の防災意識が、このドラマをご覧になって少しでも改善されることを願います。そして、 「ビルド・バック・ベター」 (より良い復興)という、世界的な呼びかけを幅広く知っていただき、人種、性別、世代、職業、など全く関係なく、いろんなところから自由に復興&防災の素晴らしいアイデアが生まれ、世界で共有されるようになるのが、このドラマに関わった私の願いです。

<プロフィール>
1971年8月6日大阪府出身。「ほっしゃん。」として活動し、2005年に第3回R-1グランプリにて優勝。その後芸名から本名の星田英利に戻し、以降俳優として幅広い分野で活躍中。主な出演作に、ドラマ「カーネーション」(NHK)「宮本から君へ」(TX)「おちょやん」(NHK)、映画「WALKING MAN」、舞台「GS近松商店」(演出:鄭義信)「物語なき、この世界」(演出:三浦大輔)など。

又吉直樹(ナビゲーター役)

(写真5)又吉直樹

 物語を通して、「ビルド・バック・ベター」(より良い復興)という言葉を学び直すことができました。幾度となく災害を乗り越えてきた日本の経験が、世界中の被災した国や地域の復興に、耐震構造の技術協力、インフラの整備という形で生かされています。防災意識が社会全体に浸透するよう、私も学び続けたいと思います。

<プロフィール>
1980年6月2日大阪府出身。お笑いコンビ「ピース」として活動中。2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。2017年には初の恋愛小説となる『劇場』を発表。最新刊に、初めての新聞連載作『人間』がある。他の著書に『東京百景』『第2図書係補佐』など。

発信元サイトへ