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令和5年3月15日
U7+アライアンス学長会議代表による岸田総理大臣表敬(写真提供:内閣広報室)
提言書を受け取る岸田総理(写真提供:内閣広報室)
提言書を受け取り握手を交わす岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 3月15日、岸田文雄内閣総理大臣は、メリック・ガートラー「U7+アライアンス学長会議」議長(Professor Meric Gertler, U7+Alliance Presidential Summit Chair)、伊藤公平慶應義塾大学塾長ら7名の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、ガートラー議長から、「平和と安全保障のためのイノベーションのエンジンとしての大学」をテーマとする、G7首脳への提言書を岸田総理大臣に手渡した上で、同提言は、今年のG7サミット、特に広島での開催を意識し、慶應義塾大学のイニシアティブで、平和と安全保障に関するワーキング・グループを立ち上げ、今回の提言書を纏めた旨述べました。
  2. これに対し、岸田総理大臣からは、U7+アライアンス学長会議における世界共通の課題の議論及び提言書提出に謝意を示すとともに、国際社会が、先例のない新たな課題に取り組むために、大学が、次世代のリーダー育成や言論の自由、学問の自由の砦としての役割を果たすことへの期待が表明されました。

[参考1]U7+アライアンス学長会議
 2019年開催の「G7ビアリッツ・サミット」に先立ち、パリ政治学院(仏)のイニシアティブで創設された世界大学連合。
 「U7+アライアンス学長会議」の年次総会では、世界共通の地球規模の課題を解決するために、学長同士が直接議論を重ね、各国政府に提言を行うなどの活動を行っている。

[参考2]U7+アライアンス側会談出席者
 メリック・ガートラー(カナダ・トロント大学 学長)、伊藤 公平(慶應義塾大学 塾長)、ダニエル・ジュトラ(カナダ・モントリオール大学 学長)、グウェン・バローズ(カナダ・トロント大学 副学長補)、アネリーズ・ライルズ(アメリカ・ノースウェスタン大学 副学長補)他。

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