外務省・新着情報

令和5年3月20日
表敬を前に、シハヌークビル港湾公社関係者と記念撮影を行う武井外務副大臣
武井副大臣が、ルー・キム・チュン・カンボジア王国シハヌークビル港湾公社総裁と懇談している様子

 3月20日、午前10時30分から約20分、武井俊輔外務副大臣は、訪日中のルー・キム・チュン・カンボジア王国シハヌークビル港湾公社総裁(H.E. Mr. Lou Kim Chhun, Chairman & CEO of Sihanoukville Autonomous Port, Kingdom of Cambodia)他による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 武井副大臣から、日・カンボジア外交関係樹立70周年という記念すべき年の訪日に歓迎の意を示しつつ、日本が、これまで多角的に支援し、二国間協力の象徴となっているシハヌークビル港が、メコン地域の中核港として機能するよう、更なる競争力強化に向けて協力していく旨述べました。これに関連し、同港を通じたカンボジアの輸出入増加の重要性に言及しつつ、維持管理にも目を向けて長い視野で取り組んでいく旨述べました。
  2. これに対し、ルー・キム・チュン総裁から、我が国のシハヌークビル港開発支援に対する謝意を表しつつ、同港がカンボジアの経済発展に大きく寄与してきており、今後、世界の大部分の船舶が直接入港できるようになることが期待されている旨述べました。また、同港の更なる発展のため、今回の訪日で視察する日本各地の港湾の先進的な取組を役立てながら、関係者が一体となって取り組んでいく旨述べました。
(参考)我が国のシハヌークビル港への経済協力

 1999年以降、カンボジア唯一の大水深港であるシハヌークビル港において、日本企業によるコンテナターミナル整備や港湾運営に係る専門家派遣など、円借款や技術協力等による多角的な協力を実施してきている。


発信元サイトへ