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2023年3月22日

気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第58回総会が2023年3月13日(月曜日)から3月20日(月曜日)にかけて、インターラーケン(スイス連邦)で開催され、IPCC第6次評価報告書(AR6)統合報告書の政策決定者向け要約(SPM)が承認されるとともに、同報告書の本体が採択されました。

1.概要

IPCC第58回総会が、2023年3月13日(月曜日)から3月20日(月曜日)にかけてインターラーケン(スイス連邦)で開催され、2014年の第5次評価報告書(AR5)統合報告書以来9年ぶりとなる、AR6統合報告書の政策決定者向け要約(SPM)が承認されるとともに、同報告書の本体が採択されました。

IPCCは、統合報告書のSPMを3月20日(月曜日) 22時(日本時間)に公表しました。統合報告書のSPMの概要(各セクション冒頭のヘッドライン・ステートメントの暫定訳)は、添付資料を御覧ください。
今回承認されたAR6統合報告書のSPMについては、日本政府において日本語訳を作成し、4月下旬をめどに環境省のウェブサイトにて公開する予定です。

〇IPCC第56回総会及び同パネル第3作業部会第14回会合の概要

(1)開催期間

2023年3月13日(月曜日)から3月20日(月曜日)までの8日間
※当初の予定では3月17日(金曜日)までの5日間

(2)開催場所

インターラーケン(スイス連邦)

(3)出席者

各国政府の代表を始め、国連環境計画(UNEP)や国連気候変動枠組条約(UNFCCC)事務局などの国際機関等から650名以上が出席。我が国からは、環境省、文部科学省、農林水産省、経済産業省、気象庁などから計16名が出席。

2.今後の予定

統合報告書の公表をもって第6次評価サイクルは終了となります。第6次評価報告書の取りまとめに当たり、関係省庁の連携によりIPCC国内連絡会を組織し、活動の支援を行ってきました。また政府としても、政府査読や総会における議論などに積極的な貢献を行ってきました。
今後、本年7月の第59回総会において新しい議長団の選挙が行われ、第7次評価サイクルが始まる予定です。

関連資料

担当

産業技術環境局地球環境対策室
地球環境問題交渉官 木村 
担当者:古谷、大石
電話:03-3501-7830(直通)
メール:bzl-s-kankyo-chikyurenkei★meti.go.jp
※[★]を[@]に置き換えてください。

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