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令和5年3月22日
モラヴィエツキ首相と会談する岸田総理(写真提供:内閣広報室)
共同記者発表(写真提供:内閣広報室)

 3月22日午後4時(現地時間午前8時)から約40分間、ポーランド共和国を訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、マテウシュ・モラヴィエツキ・ポーランド共和国首相(H.E. Mr. Mateusz MORAWIECKI, Prime Minister of the Republic of Poland)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣から、昨年3月のNATO首脳会合の機会以来、1年ぶりの再会を大変嬉しく思う、日・ポーランド戦略的パートナーシップや長年の文化的交流に基づき、二国間の関係が様々な分野で発展していることを嬉しく思う旨述べました。
  2. また、岸田総理大臣から、日本企業が多く進出し、この流れを強化したい、様々な分野で二国間関係が進展していることを歓迎している旨述べました。加えて、ウクライナに対し軍事支援のみならず人道支援の拠点として最前線で対応するポーランドの姿勢に敬意を表した上で、ロシアによるウクライナ侵略の長期化により、ポーランドを含む周辺国の負担や脆弱性が増加していることを受けて、負担を軽減し、ウクライナへの人道、復旧・復興支援を効果的に行う観点から、ポーランドに、直接ODAを供与することを決定した旨述べました。
  3. モラヴィエツキ首相からは、岸田総理大臣のウクライナ訪問を高く評価するとした上で、同志国間の協力がますます重要になる中、日本との協力は重要である、と述べました。二国間関係については、エネルギー分野や防衛協力・交流で二国間協力が進んでいることを喜ばしく思うと共に、日本企業からの更なる投資への期待が示されました。
  4. そのほか、東アジア情勢、北朝鮮等について意見交換を行いました。

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