外務省・新着情報

令和5年3月30日
ビデオメッセージを寄せる林外務大臣

 3月30日、第2回民主主義のためのサミットを共催する韓国によるインド太平洋地域会合が、韓国ソウルにてハイブリッド形式にて開催され、林芳正外務大臣は、同会合の開会セッションにビデオ・メッセージを発出しました。

  1. 本会合は、第2回民主主義のためのサミットの2日目に、共催各国(米国、コスタリカ、オランダ、韓国及びザンビア)が、同サミットに関連するテーマに沿った議論を行う閣僚級地域会合として開催されました。
  2. 林大臣は、韓国による「腐敗防止の課題と進展」というテーマの地域会合において、ビデオ・メッセージを発出しました。
  3. 林大臣は、メッセージにおいて、腐敗は、民主主義の制度や価値を害し、法の支配及び経済・社会の発展に歪みを生じさせるとし、「民主主義」をテーマに冠する本会合で、腐敗防止を話し合うことは極めて重要である旨述べました。また、日本は、腐敗防止に向けた取組に貢献してきており、本年は、国連安保理非常任理事国及びG7議長国として、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて取り組んでいる旨言及しました。また、日本は、腐敗防止に取り組み、法の支配を実現する上でも、「対話によるルール作り」と、それを支える「人」に着目したアプローチを重視し、インド太平洋諸国を中心に、各国の実情に応じた支援を実施していることに触れつつ、民主主義は、腐敗との闘いを含む日々の弛みない努力によって強化されるとし、日本は、腐敗のない、透明で公正な経済・社会の実現に貢献していく旨述べました。

[参考]
第2回民主主義のためのサミット・インド太平洋地域会合 林芳正外務大臣ビデオ・メッセージ(英文(PDF) 別ウィンドウで開く和文(PDF) 別ウィンドウで開く


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