外務省・新着情報

令和5年3月30日

 3月30日、我が国は、ロシアによる侵略を受けるウクライナを支援するため、北大西洋条約機構(NATO)のCAP信託基金に対して3,000万米ドル(日本円で32億4千万円)を拠出しました。

 これは、3月21日に岸田文雄内閣総理大臣がウクライナを訪問した際に、岸田総理大臣からゼレンスキー大統領に対して表明されたNATOの信託基金を通じた殺傷性のない装備品の供与を実施するためのものです。

 我が国としては、引き続き、困難に直面するウクライナの人々に寄り添った支援を実施していくとともに、日・NATO協力を強化していく考えです。なお、今般の拠出を通じて供与される物品の内容については、今後細部を調整する予定です。

(参考)NATOの「ウクライナのための包括的支援パッケージ(CAP)」信託基金

 NATOは、CAP信託基金を通じた支援をウクライナに提供。同信託基金を通じた支援については、拠出国が使途の指定を行うことが可能。


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