外務省・新着情報

令和5年3月31日
国際緊急援助隊・医療チーム及び専門家チームと記念撮影を行う山田外務副大臣

 3月30日、山田賢司外務副大臣は、トルコ南東部を震源とする地震を受け、同国に派遣された国際緊急援助隊・医療チーム及び専門家チーム(建築・免震・耐震分野)の関係者による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、山田副大臣から、余震が懸念される過酷な被災現場において、被災者や近隣住民等のべ約2,000人の診療活動を行った医療チーム、免震・耐震等建築技術の助言等に尽力された専門家チームに対して敬意を表しました。
  2. また、山田副大臣は、東日本大震災記念日に自らもトルコの被災現場を視察したことに言及の上、両チーム関係者を改めて慰労しました。各チーム代表者によるそれぞれのチームの活動内容についての報告に続き、参加者一人一人から現地での活動の所感を紹介し、今次活動の成果や今後の緊急援助活動への教訓などについての意見交換が行われました。山田副大臣からは、皆さんの今般の熱意ある支援活動は、トルコ国民から期待と感謝をもって受けとめられており、今後の復旧・復興を目指すトルコ国民に希望を与えたと述べました。
(参考)トルコ南東部を震源とする地震災害に対する国際緊急援助隊・医療チーム及び専門家チームの派遣

  • (1)医療チーム:2月6日の地震発生後から順次、一次隊(75名)・二次隊(65名)・三次隊(41名)が派遣され、南東部ガジアンテップに設営した野外病院にて診療活動を実施。のべ約2,000を診察。3月12日、同チームの診療活動を終了。同医療チームの構成は、団長、医師、看護師、薬剤師、医療調整員、業務調整員等。
  • (2)専門家チーム(建築・免震・耐震技術等):3月6日から約10日わたり現場に派遣され、被災した建物、インフラの状況を確認し、トルコの復興・復旧に向けた技術的助言を実施。

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