外務省・新着情報

令和5年4月1日

 現地時間4月1日午後6時(日本時間午後7時)過ぎから約80分間、中華人民共和国を訪問中の林芳正外務大臣は、中国に進出する日系企業の関係者と懇談したところ、概要以下のとおりです。

  1. 林大臣から、経済は日中関係の基礎かつ重要な原動力であり、厳しい環境下における日系企業の方々の活動に敬意を表すると述べた上で、今回の邦人拘束事案について、中国側には、厳重な抗議と早期解放を引き続き強く求めていく旨を述べました。また、透明・予見可能かつ公平なビジネス環境の確保、日系企業の正当な経済活動の保障についても、中国側に対して引き続き求めていく、政府として中国における日系企業のビジネスを全面的に支援協力していく旨を述べました。
  2. 日系企業の方々との間では、中国ビジネスの現状、中国ビジネスにおいて直面している課題、ビジネス環境における要望、中国日本商会の改革、今回の邦人拘束事案の受け止め等について活発な意見交換が行われました。

発信元サイトへ