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令和5年4月4日
「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議第2回会合出席委員による表敬を受けている岸田総理大臣 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)
岸田総理大臣が、「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議第2回会合出席委員と懇談している様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 4月4日、午後4時30分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、「核兵器のない世界」に向けた国際賢人会議第2回会合出席委員の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から訪日を歓迎する旨を述べつつ、昨年12月の第1回会合以来の再会を嬉しく思う旨述べた上で、G7広島サミットがいよいよ来月に迫る中で、今次会合の議論も参考にしつつ、「ヒロシマ・アクション・プラン」を始め、現実的かつ実践的な取組を前進させたい旨述べました。
  2. また、岸田総理大臣から、核軍縮を巡る状況が、更に一層厳しさを増す昨今の状況の中、「核兵器のない世界」の実現に向けては、国際的な機運を高め、核兵器不拡散条約(NPT)体制の維持・強化を図ることが唯一の現実的な道であるとした上で、包括的核実験禁止条約(CTBT)や核兵器用核分裂性物質生産禁止条約 (FMCT)を始めとする現実的かつ実践的な取組を着実に進めていくことが重要である旨述べました。
  3. これに対し、出席委員から、NPT体制の維持・強化を含め、現下の安全保障環境を踏まえた核軍縮の進め方等について発言があったほか、今次会合に臨む抱負等が述べられました。

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