外務省・新着情報

令和5年4月4日
会談を前に、フォンテジェスEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長と握手する林外務大臣
日・EU外相ワーキングランチが行われている様子

 現地時間4月4日午後1時00分(日本時間同日午後8時00分)から約45分、NATO外相会合等出席のためベルギーを訪問中の林芳正外務大臣は、ジョセップ・ボレル・フォンテジェス欧州連合(EU)外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長(H.E. Mr. Josep Borrell Fontelles, High Representative of the European Union for Foreign Affairs and Security Policy, Vice-President of the European Commission)との間でワーキングランチを行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くため、基本的価値を共有する重要なパートナーであるEUと引き続き緊密に協力していきたい旨述べました。
  2. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略への対応を巡り、継続して協力するとともに、日EUが、「自由で開かれたインド太平洋」(FOIP)の実現を含め、国際社会が共通して直面する幅広い課題に関する協力を進めていくことで一致しました。
  3. また、両外相は、東アジア情勢、経済的威圧を含む経済安全保障上の課題への対応、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応などについて意見交換を行い、引き続き連携していくことを改めて確認しました。
  4. 林大臣から、EUによる日本産食品の輸入規制措置の早期撤廃に関して協力を求めました。

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