外務省・新着情報
令和5年4月4日
現地時間4月4日午後5時23分（日本時間5日午前0時23分）から約25分間、NATO外相会合に出席するためブリュッセルを訪問中の林芳正外務大臣は、メヴリュット・チャヴシュオール・トルコ共和国外務大臣（H.E. Mr. Mevlüt ÇAVUŞOĞLU, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Türkiye）と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 林大臣から、2月に発生したトルコ南東部を震源とする地震により多くの死傷者が生じたことにつき、改めて、亡くなられた方々に心からの弔意を表し、被災された方々にお見舞いを伝達しました。
- また、林大臣から、多くの地震を経験している日本として、今後の復旧・復興に向けた日本政府による支援の方向性を説明しました。具体的には、（1）日本の知見を活かした震災対応に関する技術支援、（2）社会インフラ復旧等、生活再建に向けた支援、（3）経済・産業の再建に向けた支援を行う用意がある旨伝達しました。これに対して、チャヴシュオール外相からは、これまでの日本政府及び国民からの支援に対して深い謝意が表明されるとともに、今後の復旧・復興に向けた日本政府の支援方針を高く評価する旨の発言がありました。
- このほか、両大臣は、二国間関係の重要な案件に関して引き続き連携して取り組んでいくことを確認しました。また、両大臣はウクライナをはじめとする国際情勢に関する意見交換も行いました。