外務省・新着情報

令和5年4月4日
正面を向き、握手を交わす、両外相の様子
テーブルにつき、会談を行う、両外相の様子

 現地時間4月4日18時5分(日本時間5日1時5分)から約30分間、NATO外相会合に出席するためベルギー・ブリュッセルを訪問中の林芳正外務大臣は、ジョアン・ゴメス・クラヴィーニョ・ポルトガル共和国外相(H.E. Dr. João GOMES CRAVINHO, Minister of Foreign Affairs of the Portuguese Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです

  1. 冒頭、林大臣から、初めて会談できたことをうれしく思う旨述べ、2023年の日ポルトガル交流480周年を契機に両国の関係を更に強化したい旨述べました。両外相は、基本的価値を共有する重要なパートナーとして、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くため、緊密に連携するとともに、様々 な分野において二国間協力を一層推進していくことで一致しました。
  2. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略に関し、同志国が結束して対露制裁とウクライナ支援を継続することが重要であり、グローバル・サウスも含めた国々へのアウトリーチを強化していく必要がある点について認識を共有しました。
  3. また、両外相は、東シナ海及び南シナ海情勢、経済的威圧を含む経済安全保障上の課題への対応、不透明・不公正な開発金融、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応などについて意見交換を行い、引き続き連携していくことを改めて確認しました。
  4. 林大臣から、EUによる日本産食品の輸入規制措置の早期撤廃に関してポルトガルの協力を求めました。

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