外務省・新着情報

令和5年4月5日
握手する両外相
日・デンマーク外相会談の様子

 現地時間4月5日13時55分(日本時間5日20時55分)から約30分間、NATO外相会合に出席するためベルギー・ブリュッセルを訪問中の林芳正外務大臣は、ラース・ルッケ・ラスムセン・デンマーク王国外相(H.E. Mr. Lars Løkke RASMUSSEN, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Denmark)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、初めて会談できることをうれしく思う旨を述べ、両外相は、2014年に首脳間で発出した「戦略的パートナーシップの設立に関する共同声明」に基づき両国関係が着実に進展していることを歓迎するとともに、二国間の協力を一層進めるべく連携を深めていくことを確認しました。
  2. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略に関し、同志国が結束して対露制裁とウクライナ支援を継続することが重要であり、グローバル・サウスも含めた国々へのアウトリーチを強化していく必要がある点について認識を共有しました。ラスムセン外相からは、先般の岸田総理のウクライナ訪問を高く評価する旨言及がありました。
  3. また、両外相は、東アジア情勢、経済的威圧を含む経済安全保障上の課題への対応、北朝鮮への対応などについて意見交換を行い、引き続き連携していくことを改めて確認しました。
  4. 林大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃に向けてデンマークの協力を求めました。

発信元サイトへ