外務省・新着情報

令和5年4月6日

 4月6日、午後5時14分から約8分間、岸田文雄内閣総理大臣は、上川陽子衆議院議員を会長とする女性・平和・安全保障(WPS)議会人ネットJAPANによる表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。同表敬には、村井英樹総理補佐官、市川恵一外務省総合外交政策局長ほかが同席しました。

  1. 上川衆議院議員を会長とする議会人ネットJAPANのメンバーである国会議員等9名は、岸田総理大臣を表敬し、平和・安全保障における女性の視点や参画が必要であるとする女性・平和・安全保障(WPS:Women, Peace and Security)に関する提言を手交するとともに、G7議長国や国連安保理非常任理事国を務める我が国が、内外にリーダーシップを示すことや、近く策定されるWPS第3次行動計画を着実に実施することを要請しました。
  2. 岸田総理大臣は提言に感謝すると共に、現在、我が国の第3次WPS行動計画を最終とりまとめ中であり、これを着実に実施していきたい、G7の議長国としてもWPSの重要性を念頭に努力していきたい旨述べました。
(参考1)女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS) 

 2000年、国連安全保障理事会(国連安保理)において、同理事会史上初めて、国際的な平和と紛争予防、紛争解決には女性の平等な参画や紛争下の性暴力からの保護、ジェンダー平等が必要であると明記した「女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)に関する安保理決議第1325号」が全会一致で採択された。同決議および関連決議を実施するため、日本はこれまで2次にわたる行動計画を策定・実施しており、現在、有識者の意見も踏まえつつ第3次行動計画をとりまとめている。

(参考2)女性・平和・安全保障(WPS)議会人ネットJAPANメンバー

 今回出席したのは、上川陽子衆議院議員、古屋範子衆議院議員、堀内詔子衆議院議員、赤澤亮生衆議院議員、岡本三成衆議院議員、竹谷とし子参議院議員、村井英樹衆議院議員、吉田久美子衆議院議員、大沼瑞穂前参議院議員の9名。

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