外務省・新着情報

令和5年4月7日

 4月7日、午前8時40分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ・ブラジル連邦共和国大統領(H.E. Mr. Luiz Inacio Lula da Silva, President of the Federative Republic of Brazil)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ルーラ大統領の就任に対する祝意を改めて述べた上で、来月のG7広島サミットのアウトリーチ会合において同大統領と国際社会の諸課題につき議論できることを楽しみにしている旨述べるとともに、経験豊富なルーラ大統領の同会合における積極的役割に期待する旨述べました。ルーラ大統領は、G7広島サミットへの招待に対して謝意を表明しました。
  2. ルーラ大統領は、日本人及び日系社会に大変敬意を有していると述べた上で、両国間の経済関係が有する大きな潜在力を踏まえ、自分の大統領としての3期目において、貿易をはじめとする経済、政治、文化面で二国間関係を更に拡大していきたいと考えている旨述べました。
  3. 両首脳は、ウクライナ情勢、中国・北朝鮮を含む東アジア情勢等について意見交換を行いました。また、両首脳は、両国が共に国連安保理非常任理事国を務める本年、国連での連携を強化し、また、安保理改革に向けて連携していくことを確認しました。

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