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令和5年4月13日
会談を前に、アイン・ベトナム共産党中央経済委員長と握手する林外務大臣
林外務大臣が、アイン・ベトナム共産党中央経済委員長と会談する様子

 4月13日、午後1時20分から約30分間、林芳正外務大臣は、チャン・トゥアン・アイン・ベトナム共産党中央経済委員長(H.E. Mr. Tran Tuan Anh, Head of the Central Economic Committee of the Communist Party of Viet Nam)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、長年経済分野において、日・ベトナム関係の発展に尽力されているアイン委員長に敬意を表するとともに、本年の日・ベトナム外交関係樹立50周年及び日ASEAN友好協力50周年という歴史的な節目に、「自由で開かれたインド太平洋」を実現していく上で重要なパートナーであるベトナムと緊密に連携していきたい旨述べました。それに対し、アイン委員長は、両国経済関係の更なる発展のため尽力していきたい旨述べました。
  2. 林大臣とアイン委員長は二国間経済関係及び国際場裏における連携について意見交換を行いました。
  1. アイン委員長から、これまでの日本の経済協力によるベトナムの社会経済発展に対する支援に謝意が述べられ、双方は、日本のODA案件が円滑に実施されるよう協力していくことで一致しました。
  2. 林大臣から、日本企業の間ではベトナム事業を拡大しようという声が強く、特にサプライチェーン多元化の観点からベトナムの重要性は高まっている旨述べました。双方は、サプライチェーンの強靱化に向けて、引き続き協力していくことを確認しました。
  3. 双方は、CPTPPのハイスタンダードの維持の重要性について一致するとともに、5月に予定されているG7広島サミットのアウトリーチ会合を含む、国際場裏においても引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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