外務省・新着情報

令和5年4月14日
正面を向き、写真撮影に応じる、林大臣とコールドウェル局長の様子
テーブルにつき、意見交換を行う、林大臣とコールドウェル局長の様子

 本4月14日午後5時20分から約15分間、林芳正外務大臣は、訪日中のジェームズ・F・コールドウェル米海軍原子炉管理局長(海軍大将)(Admiral James F. Caldwell Jr, Director of Naval Reactors)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、地域の安全保障環境が厳しさを増す中で、日米同盟の抑止力・対処力は極めて重要であり、米原子力空母や原子力潜水艦を含む米海軍のプレゼンス維持に果たすコールドウェル局長のリーダーシップを高く評価する旨述べました。
  2. また、林大臣から、原子力艦の安全性に関するコミットメント遵守を含め、地元自治体との協力関係の維持・強化に向け、米海軍が丁寧な努力を重ねてきていることも評価し、感謝する旨述べました。
  3. これに対し、コールドウェル局長は、米国は地域の安全保障環境に係る認識を共有している旨述べ、米国の日米同盟に対するコミットメントは強固と強調した上で、原子力艦の運用に当たっては今後も高い水準の安全性を確保していく旨述べました。
  4. その他、日米間の安全保障に関する協力等について幅広く意見交換を行いました。
(参考)米海軍原子炉管理局

 米海軍原子炉管理局は、開発から保守、廃棄まで、米海軍の原子力艦に関する業務全般を所管しており、原子力艦が我が国に寄港するに当たって、安全性の確保・確認を行う組織。


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