外務省・新着情報

令和5年4月14日
正面を向き、笑顔で握手を交わす、岸田総理とジャーベル大臣の様子 表敬を受ける岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 4月14日、午後6時10分から約15分間、岸田文雄内閣総理大臣は、G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合に出席のため訪日中のスルターン・アル・ジャーベル・アラブ首長国連邦(UAE)産業・先端技術大臣兼日本担当特使(H.E. Dr. Sultan Al Jaber, Minister of Industry and Advanced Technology, Special Envoy to Japan)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、ハーリド殿下のアブダビ皇太子就任に祝意を表明し、日本は戦略的パートナーであるUAEとの関係を非常に重視しており、様々な分野での二国間協力を進めていきたい旨述べました。これに対し、ジャーベル大臣から、日本との二国間関係強化への一層の期待が表明されました。
  2. ジャーベル大臣から、本年11~12月に開催される国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)への招待状を岸田総理大臣に手交しました。岸田総理大臣からは、COP28での交渉に最大限貢献していくとともに、G7広島サミットにおいても、議長国として議論を主導していく旨述べました。
  3. 岸田総理大臣から、UAEから日本への長年にわたる原油の安定供給及び日本企業の原油の上流開発への参画に対する配慮に謝意を表明しました。そして、双方は、国際原油市場の安定化のための連携や、脱炭素社会の実現に向けた現実的なエネルギートランジションや気候変動対策を進めていくことが不可欠であることを確認しました。

発信元サイトへ