外務省・新着情報

令和5年4月16日
握手する両外相
日・イタリア外相会談の様子

 4月16日午後5時30分から約30分間、林芳正外務大臣は、G7長野県軽井沢外相会合の機会にアントニオ・タヤーニ・イタリア共和国副首相兼外務・国際協力相(H.E. Mr. Antonio TAJANI, Vice President of the Council of Ministers and Minister and Minister of Foreign Affairs of the Italian Republic)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、タヤーニ外相を軽井沢に迎えることができうれしく思う、今年のG7議長国を務める日本と、来年の議長国を務めるイタリアが、戦略的パートナーとして連携を一層強化していくことが重要である旨述べました。
  2. 二国間関係に関し、林大臣から、次期戦闘機の共同開発に触れつつ、安全保障分野での協力を進めていくことへの期待を表明しました。また、両外相は、映画共同製作協定の署名に向けて協力していくことで一致しました。林大臣 から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃への協力を改めて求めました。
  3. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略への対応について引き続きG7で結束して対応していくことで一致しました。また、両外相は、東アジア情勢について意見交換を行い、中国をめぐる諸課題への対応、核・ミサイル問題や拉致問題を含む北朝鮮への対応などについて、引き続き連携していくことで一致しました。
  4. 両外相は、G7広島サミットの成功に向け、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

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