外務省・新着情報

令和5年4月17日
会談の前に、ブリンケン国務長官と記念撮影を行う林外務大臣
日米外相会談が行われている様子

 4月17日午後6時25分から約20分間、林芳正外務大臣は、G7外相会合出席のため訪日中のアントニー・ブリンケン米国国務長官(The Honorable Antony Blinken, Secretary of State of the United States of America)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、両外相間を含む日米間の緊密な連携を歓迎する旨述べ、両外相は、国際社会が法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を堅持する正念場に立たされる中で、引き続き日米で連携していくことを確認しました。
  2. 両外相は、日米安全保障協力について意見交換を行い、1月の日米「2+2」の成果を踏まえた日米同盟の抑止力・対処力の一層の強化に向けて協力することで一致しました。
  3. 両外相は、G7外相会合での議論を踏まえ、ウクライナ情勢、中国をめぐる諸課題への対応、拉致問題を含む北朝鮮への対応及びいわゆるグローバル・サウスへの関与や支援の重要性について、率直に意見交換を行いました。
  4. 両外相は、地域の経済秩序に対する米国の関与がますます重要となっているとの認識を共有し、IPEFの交渉進展に向けて協力していくことで一致するとともに、林大臣から、戦略的観点を踏まえ、TPPについての我が国の立場を伝えました。
  5. 両外相は、G7広島サミットの成功に向けて、引き続き日米で緊密に連携していくことで一致しました。

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