外務省・新着情報

令和5年4月19日
正面を向き、握手を交わす、林大臣とラリオ総裁の様子
テーブルにつき、意見交換を行う、林大臣とラリオ総裁の様子

 4月19日、午後4時10分から約20分間、林外務大臣は、訪日中のアルバロ・ラリオ国際農業開発基金(IFAD)総裁(Mr. Alvaro Lario, President of International Fund for Agricultural Development (IFAD))による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 林大臣から、ラリオ総裁の訪日を歓迎するとともに、IFADの継続的な農業開発及び食料安全保障での取組を高く評価する、今後もIFADの活動に期待しており、来年1月に設立予定のローマ国際機関日本政府代表部及び一昨年横浜に設立されたIFAD日本連絡事務所も活用しながら、IFADとの連携を強化していきたい旨述べました。
  2. これに対し、ラリオ総裁から、これまでの日本のIFADに対する協力に謝意が示されるとともに、開発途上国の小規模農家を支援する活動を通じて食料安全保障の実現に貢献するために、今後とも、日本とさらに協力を深めていきたい旨述べました。
  3. さらに両者は、日・IFADの関係の強化に向けて、農業開発及び食料安全保障含む共通の関心事項に関し、意見交換を行いました。

[参考]国際農業開発基金(IFAD)1976年に設立された国連専門機関(事務局本部はローマ)。現在178国が加盟(我が国は1977年に原加盟国として参加)。開発途上国に対し、融資や無償資金供与を通して、持続可能な農業開発を促進・支援する。


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