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令和5年4月24日
表敬を前に、ILOのウングボ事務局長と握手する林外務大臣
林外務大臣が、ILOのウングボ事務局長と会談している様子

 4月24日、午前10時20分から約20分間、林芳正外務大臣は、G7倉敷・労働雇用大臣会合に出席するため訪日中のジルベール・ウングボ国際労働機関事務局長(Mr. Gilbert Houngbo, Director-General, International Labour Organization)による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、ウングボ事務局長の政策的イニシアティブを評価していることを伝えるとともに、国際社会が複合的な危機に直面する中、法の支配の下に結束することが重要であり、ILOのルール・メイキングやディーセント・ワークの推進を通じた世界の労働・人権に関する課題の解決に向けた役割を引き続き強く支持していく旨を述べました。
  2. さらに、林大臣から、本年はILO駐日事務所開設100周年を迎える節目の年であり、ILOと日本の政労使三者との間で築かれてきた信頼・協働関係及び2019年の「ILO創設100周年記念宣言」を土台に、社会正義の実現に向けて日本とILOの協力関係を引き続き深化させたい旨を述べました。
  3. これに対し、ウングボ事務局長は、長年にわたるILOへの日本の支援に深く感謝するとともに、ILOの理念の実現に向けて、邦人職員の更なる活用とフィールドでの支援活動を含め、引き続き日本政府と連携していきたい旨述べました。

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