外務省・新着情報

令和5年5月4日

 現地時間5月4日午後4時(日本時間5日午前5時)から約1時間20分、チリを訪問中の林芳正外務大臣は、日系人との懇談を行いました。続いて午後5時40分(日本時間5日午前6時40分)から約1時間、日系企業関係者と懇談を行いました。また、午後7時20分(日本時間5日午前8時20分)から約1時間30分、有識者との夕食会を行ったところ、概要は以下のとおりです。

林大臣と日系人による集合写真
テーブルにつき、懇談を行う、林大臣と日系人の様子
  1. 林大臣は、日系人との懇談を行い、多くの困難に直面しながらもチリの発展に大いに尽力してきた日系社会の人々が勝ち得た信頼の上にチリ社会における日本への信頼が成り立っているとして、改めて敬意を表しました。また、林大臣は、日本政府として中南米諸国の日系社会と日本との連携を一層推進していくため、本年1月に外務省に新たに設置した「中南米日系社会連携推進室」を中心として様々な施策を実施していく旨述べました。その上で、日本語教育や日本文化紹介などの取組、日本と日系社会との連携のあり方などについて意見交換を行いました。
林大臣と日系企業関係者による集合写真
テーブルにつき、懇談を行う、林大臣と日系企業関係者の様子
  1. 林大臣は、続いて、日系企業関係者と懇談し、チリのビジネス環境や今後の課題等について意見交換を行いました。この中で、重要鉱物資源やクリーンエネルギー等の分野で日系企業によるチリとの協力が一層進展することを期待するとともに、引き続き、政府として日本企業支援に尽力する旨述べました。
林大臣とチリ各界で活躍する親日家の有識者による集合写真
テーブルにつき、意見交換を行う、林大臣とチリ各界で活躍する親日家の有識者の様子
  1. さらに、林大臣は、チリの各界で活躍し親日家でもある有識者との夕食会を行いました。林大臣から、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化をはじめとする日本外交の取組について説明を行った上で、有識者との間で、国際社会における様々な課題やこれに対する取組、日チリ両国が果たすべき役割、二国間関係強化への方策等について意見交換を行いました。

発信元サイトへ