外務省・新着情報

令和5年5月5日
ペニャ次期大統領と握手する林外務大臣
林外務大臣によるペニャ次期大統領表敬の様子

 現地時間5月5日午後4時00分(日本時間6日午前5時00分)から約1時間、パラグアイを訪問中の林芳正外務大臣は、ペニャ・パラグアイ共和国次期大統領(H.E. Mr. Santiago Peña Palacios, President-elect of the Republic of Paraguay)を表敬したところ、概要以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、4月30日に実施された総選挙が平和裏に実施されたこと、及びペニャ次期大統領の当選に対し、祝意を表しました。また、パラグアイは1万人の日系社会を有する長年の友人で、価値や原則を共有する重要なパートナーであり、本年8月に発足するペニャ次期大統領の政権との間でも、二国間関係を引き続き強化していきたい旨述べました。これに対し、ペニャ次期大統領は、林大臣のパラグアイ訪問を歓迎するとともに、自身のリーダーシップの下、パラグアイと日本との政治、経済、文化の分野を含む二国間関係をさらに強化していくとの決意を述べました。
  2. 林大臣から、日本はパラグアイの経済社会インフラ整備や脆弱性克服に資する協力を行ってきており、今後もパラグアイの開発努力を後押ししていきたい旨説明し、ペニャ次期大統領から日本の協力に対する謝意表明があり、今後も日本の支援を期待する旨述べました。
  3. また、両者は、ロシアによるウクライナ侵略、中国、北朝鮮を含む東アジア情勢等の国際情勢について意見交換を行い、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化及び国連の機能強化に向けて連携していくことで一致しました。

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