外務省・新着情報

令和5年5月10日

 5月9日、ウクライナ政府は、ウクライナに対する侵略犯罪に関する特別法廷の設立に関するコア・グループ首脳オンラインサミットを開催し、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領(H.E. Mr. Volodymyr ZELENSKYY, President of Ukraine)及び関係国の代表が出席しました。

 同首脳会合に際し、山田外務副大臣が、概要以下のビデオ・メッセージを送る形で参加しました。

  1. ウクライナが、ロシアによる侵略という大きな国難に直面する中で、ゼレンスキー大統領のリーダーシップ、そして祖国と自由を守るために立ち上がっているウクライナ国民の、勇気と忍耐に最大限の敬意を表します。
  2. ロシアによる侵略は深刻な国際法違反であり、その責任が問われなければなりません。また、戦争犯罪及びその他の残虐行為の不処罰はあってはなりません。
  3. 日本は本年のG7議長国として、国際刑事裁判所によるものを含めた国際的なメカニズムにより、責任を有する者の責任を国際法と整合的な形で追及するというG7のコミットメントを、先のG7長野県軽井沢外相会合において表明したところです。この考えの下、国際社会からの幅広い支持を得るべく、ウクライナをはじめ、G7や同志国との間で引き続き緊密に連携していきます。
  4. 来週行われるG7広島サミットにおいても、引き続きウクライナを力強く支援し、自由で開かれた国際秩序を守り抜くという強い決意を国際社会に示したいと考えています。
(参考)別添


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