外務省・新着情報

令和5年5月10日

 5月10日、午後4時10分から約10分間、林芳正外務大臣は、アイマン・サファディ・ヨルダン・ハシェミット王国副首相兼外務・移民大臣(H. E. Mr. Ayman Safadi, Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs and Expatriates of the Hashemite Kingdom of Jordan)と電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. サファディ大臣から、5月1日にヨルダンが主催したシリアに関する関係国会合を含め、シリア情勢に関するヨルダンの取組等について説明がありました。これに対し、林大臣から、ヨルダンによるシリア情勢の改善に向けた努力に敬意を表するとともに、シリアにおける政治プロセスの活性化や人道状況の改善に向けた日本の取組・支援について説明しました。その上で、両大臣は、シリアの状況改善に向け、引き続き緊密に連携していくことで一致しました。
  2. そのほか、林大臣は、先般のアブドッラー国王陛下の訪日、第3回外相間戦略対話等に触れつつ、二国間の協力関係が着実に発展しており喜ばしく思う旨述べた上で、スーダンからの在留邦人の退避に係るヨルダンの支援に対して謝意を表明しました。これに対し、サファディ大臣からは、国王訪日を契機に両国の協力関係の進展の機運が高まっており、引き続き一層関係を強化していきたい旨発言がありました。

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