外務省・新着情報

令和5年5月12日

 5月9日から13日(現地時間8日から12日)、グアテマラ共和国のアンティグア市において、カリブ諸国連合(ACS)関連会議が開催され、林芳正外務大臣は12日(現地時間11日)の閣僚会議の機会にビデオ・メッセージを発出しました。

  1. 林大臣は、本会議主催国のグアテマラに対する敬意を表明するとともに、日本とACS諸国との間での、防災・気候変動やサルガッサム対策といった海洋保全を含む幅広い分野の協力関係について述べました。
  2. さらに林大臣は、国際社会が歴史的な転換期を迎えている現在、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」の重要性が従来以上に増していると述べ、ACS加盟諸国に対し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を擁護するビジョンを共有し、その取組の輪を広げることを呼びかけました。
  3. 最後に、林大臣は、本年1月及び5月初旬の中南米訪問に触れつつ、ACS加盟諸国との連帯の拡大の重要性につき述べた上で、G7議長国として、各国の声をよく聞き、その後の議論に活かすなどして共により良い世界を築いていく考えであると述べました。
(参考)別添PDF

「第28回カリブ諸国連合(ACS)閣僚会議における林外務大臣ビデオ・メッセージ」(英文(PDF)別ウィンドウで開く和文仮訳(PDF)別ウィンドウで開く


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