外務省・新着情報

令和5年5月13日
写真撮影する両外相
外相会談の様子

 現地時間5月13日10時(日本時間13日17時)から約25分間、インド太平洋閣僚会合に出席するためストックホルムを訪問中の林芳正外務大臣は、 アレクサンダー・シャレンベルク・オーストリア共和国連邦欧州・国際担当大臣(H.E. Dr. Alexander SCHALLENBERG, Federal Minister for European and International Affairs, Republic of Austria)との間で外相会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、国際秩序が挑戦を受ける中、同志国間での連携はこれまで以上に重要であり、基本的価値を共有するパートナーであるオーストリアとの関係を一層強化していきたい旨述べました。
  2. 林大臣から、2025年の大阪・関西万博に向け、両国間で要人往来が活性化しており喜ばしい、また、日・オーストリア社会保障協定が本年3月の政府間交渉で実質合意に至ったことを歓迎する旨述べました。これに対し、シャレンベルク外相から、同協定を早期に発効させたい旨述べるとともに、引き続き経済関係の強化をはじめ、二国間関係の更なる進展に対する期待が示されました。
  3. 林大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃に向けたオーストリアの協力を求めました。
  4. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略への対応について引き続き同志国が結束して対応していくことで一致しました。また、両外相は、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換を行いました。

発信元サイトへ