外務省・新着情報

令和5年5月13日
写真撮影する両外相
外相会談の様子

 現地時間5月13日10時30分(日本時間13日17時30分)から約25 分間、EU・スウェーデン共催インド太平洋閣僚会合に出席するためストックホ ルムを訪問中の林芳正外務大臣は、エドガルス・リンケービッチ・ラトビア共和国外相(H.E. Mr. Edgars Rinkēvičs, Minister of Foreign Affairs of the Republic of Latvia)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、国際秩序が挑戦を受ける中、同志国間での連携はこれまで以上に重要であり、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、リンケービッチ外相と引き続き緊密に連携していきたい旨述べました。これに対し、リンケービッチ外相から、今回の会談を通じ、様々な分野で二国間関係を一層強化していきたい旨の発言がありました。
  2. 両外相は、現下の厳しい国際安全保障環境を踏まえ、安全保障・防衛協力を一層強化することで一致するとともに、昨年署名されたワーキング・ホリデー協定を通じ、人的交流の活性化に共に取り組んでいくことを確認しました。
  3. 林大臣から、G7広島サミットに向けた日本の考え方について説明し、リンケービッチ外相から岸田総理のウクライナ訪問を高く評価する旨、また、G7議長国としての日本が積極的にイニシアティブを取っていることを高く評価している旨の発言がありました。
  4. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略への対応について引き続き同志国が結束して対応していくことで一致しました。また、両外相は、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換を行いました。

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