外務省・新着情報

令和5年5月13日
握手する両外相
外相会談の様子

 現地時間5月13日11時(日本時間13日18時)から約25分間、インド太平洋閣僚会合に出席するためストックホルムを訪問中の林芳正外務大臣は、コンスタンディノス・コンボス・キプロス外相(H.E. Dr. Constantinos KOMBOS, Minister of Foreign Affairs, Republic of Cyprus)との間で会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、林大臣から、近年双方が相手国に大使館を開設するなど、基本的価値を共有するパートナーである日本とキプロスの良好な関係が進展していることを歓迎しました。また、国際秩序が挑戦を受ける中、同志国間での連携はこれまで以上に重要であり、キプロスとの関係を一層強化していきたい旨述べました。
  2. 林大臣から、日本とキプロスが昨年外交樹立60周年を迎えたことに触れつつ、あらゆるレベルでの対話を緊密化させたい旨述べました。これに対し、コンボス外相も両国間の対話を一層活発化させたい旨述べ、経済関係の強化及び海事分野での協力を含む二国間関係の更なる進展に対する期待が示されました。
  3. 林大臣から、EUによる日本産食品輸入規制措置の早期撤廃に向けたキプロスの協力を求めました。
  4. 両外相は、ロシアによるウクライナ侵略への対応について引き続き同志国が結束して対応していくことで一致しました。また、両外相は、中国や北朝鮮を含む地域情勢についても意見交換を行いました。

発信元サイトへ