外務省・新着情報

令和5年5月13日
警察・海上保安部隊への督励を行う岸田総理(写真提供:内閣広報室)
国際メディアセンターで開所式に出席する岸田総理(写真提供:内閣広報室)
原爆死没者慰霊碑を視察する岸田総理(写真提供:内閣広報室)

 5月13日、岸田文雄内閣総理大臣は、G7広島サミットに関する視察を行うため、広島を訪問しました。訪問の概要は以下のとおりです。

1 グランドプリンスホテル広島

 岸田総理大臣は、G7広島サミットの首脳会議場であるグランドプリンスホテル広島を視察し、会場の準備状況を確認しました。また、警察及び海上保安庁部隊に対し、高い緊張感をもって警備を完遂すべく督励を行いました。

2 宮島

 岸田総理大臣は宮島を訪問し、嚴島神社等を視察しました。

3 国際メディアセンター(IMC)

 岸田総理大臣は、広島県立総合体育館で行われた国際メディアセンター(IMC)開所式に出席し、その後IMC内を視察しました。なお、IMC開所式には斉藤鉄夫国土交通大臣、湯﨑英彦広島県知事、松井一実広島市長、池田晃治広島商工会議所会頭等が出席しました。

(1)岸田総理大臣の開所式挨拶

 冒頭、サミット開幕まで残すところ6日となったことを紹介しつつ、昨年8月に広島においてサミットを開催することを発表して以来の開催地の関係者の方々への協力に感謝を表明しました。また、「国際メディアセンターは、日本はもちろん世界各国の報道機関の取材・発信の拠点となる」旨言及し、「関係する皆様方の御協力をいただきながら、サミットでの活発な議論の様子、G7としてのメッセージ、そして、広島を始め日本の魅力を世界に発信」されることを期待している旨述べました。
 更に、広島や日本の魅力を広く知ってもらうべく様々な広報展示を設けている旨紹介しつつ、「内外の報道機関の皆様方にぜひ(これらの展示も)しっかりと御覧いただき、日本から国際社会への平和のメッセージ、日本の美しい景色や文化、食、そして持続可能な未来を切り拓く鍵となる我が国の優れた技術といった我が国の幅広い魅力についても、大いに発信していただきたいと思います」と呼びかけました。

(2)学生ボランティアの代表の激励

 G7広島サミットの開催にあたって、空港や駅などで広島の情報発や通訳の活動を行い、サミット関係者のお迎え・おもてなしにあたる広島県内の大学と高等専門学校の学生による学生ボランティアの代表と面会しました。岸田総理大臣は学生ボランティアの代表に対し、「学生ボランティアの皆様は、G7広島サミットに外国から来られる方々が、最初に出会い、一番身近に接する、まさに「日本の顔」になる存在です。是非明るい元気な笑顔で、日本のイメージ・好感度アップに努めていただければと心から期待しています。いよいよ6日後に迫った歴史的なサミットを皆様と一緒に成功させたいと思います」と激励しました。

4 平和記念公園

 岸田総理大臣は、平和記念公園を訪問し、原爆死没者慰霊碑等を視察しました。なお、19日には岸田総理大臣夫妻が、訪日するG7首脳夫妻を平和記念公園で出迎える予定であり、また、21日には岸田総理大臣が、招待国の首脳及び国際機関の長と共に平和記念公園を訪れる予定です。


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