外務省・新着情報

令和5年5月19日
平和記念資料館で訪問記帳を行うG7首脳
原爆死没者慰霊碑前で記念撮影を行うG7首脳
ソメイヨシノの植樹を行うG7首脳

 5月19日、岸田文雄内閣総理大臣夫妻は、G7広島サミット出席のため広島市を訪問中のG7首脳夫妻(エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領、ジョセフ・バイデン米国大統領夫妻、ジャスティン・トルドー・カナダ首相、オラフ・ショルツ・ドイツ連邦共和国首相夫妻、ジョルジャ・メローニ・イタリア共和国首相、リシ・スナク英国首相夫妻、シャルル・ミシェル欧州理事会議長、ウァズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長夫妻)を、広島県広島市広島平和記念公園で出迎えました。その後、岸田総理大臣はG7首脳と共に同公園内で、平和記念資料館訪問、原爆死没者慰霊碑への献花、植樹を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 岸田総理大臣夫妻は、エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領、ジョセフ・バイデン米国大統領夫妻、ジャスティン・トルドー・カナダ首相、オラフ・ショルツ・ドイツ連邦共和国首相夫妻、ジョルジャ・メローニ・イタリア共和国首相、リシ・スナク英国首相夫妻、シャルル・ミシェル欧州理事会議長及びウァズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長夫妻を平和記念公園で出迎えました。
  2. 続いて、G7首脳が揃って平和記念資料館を訪問し、岸田総理大臣から展示内容について説明するとともに、被爆者・小倉桂子さんと対話しました。
  3. 岸田総理大臣及びG7首脳は、湯﨑英彦広島県知事及び松井一實広島市長による先導で原爆死没者慰霊碑に進み、地元の中高生による介添えの下、慰霊碑に献花を行い、黙祷を捧げました。
  4. G7首脳は、松井広島市長から原爆ドームについて説明を受けた後、岸田総理大臣とともに、平和への願いと、そのためのG7の結束への意志を込めて、公園内で被爆桜(ソメイヨシノ)の植樹を行いました。
  5. これら平和記念公園における行事を通じて、被爆の実相への理解を深めてもらいながら、G7首脳が慰霊の心をあわせ、ロシアによる核の威嚇は断じて受け入れられず、ましてやその使用は許されないとのG7首脳の立場を改めて表明することができ、「核兵器のない世界」の実現に向けたG7としてのコミットメントを確認する機会となりました。

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