外務省・新着情報

令和5年5月19日
ワーキング・ディナーを前に記念撮影を行うG7首脳

 5月19日午後6時55から約100分間、G7広島サミットのセッション3(ワーキング・ディナー)「外交・安全保障」が開催されたところ、概要以下のとおりです。

  1. 本ワーキング・ディナーでは、冒頭、岸田総理から、厳しい国際情勢において、世界のどこであれ、力による一方的な現状変更の試みは決して認められず、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くというG7の強い意志を示していくことが不可欠である旨述べました。
  2. 各国首脳は、インド太平洋情勢について意見交換を行い、中国をめぐる諸課題への対応や、核・ミサイル問題、拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。
  3. また、核軍縮・不拡散に関し、岸田総理から、広島の地で核軍縮・不拡散について議論する意義に触れるとともに、NPTの維持・強化を図ることこそが、「核兵器のない世界」を実現する唯一の現実的な道である旨述べ、G7として「核兵器のない世界」へのコミットメントを再確認しました。

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