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令和5年5月20日
正面を向き、笑顔で握手を交わす、両首脳の様子 日・インドネシア首脳会談(写真提供:内閣広報室)
テーブルにつき、会談を行う、両首脳の様子 日・インドネシア首脳会談(写真提供:内閣広報室)

 5月20日午前8時20分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、G7広島サミットに出席するため訪日中のジョコ・ウィドド・インドネシア共和国大統領(H.E. Mr. Joko Widodo, President of the Republic of Indonesia)と首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、岸田総理大臣から、両国の外交関係開設65周年及び日・ASEAN友好協力50周年の歴史的節目におけるジョコ大統領の広島訪問を歓迎し、本年のASEAN議長であるジョコ大統領を交え、G7広島サミットにおいて率直な議論を行いたい旨述べました。これに対し、ジョコ大統領から、G7広島サミットへの招待に対する謝意が表明され、同サミットの成功に向けて協力したい旨発言がありました。
  2. 岸田総理大臣より、G7広島サミットにおける議論も念頭に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守っていくことの重要性に言及し、ジョコ大統領より、総理のお考えに同意するとの発言がありました。また、両首脳は、ミャンマー情勢等についても意見を交わし、引き続き連携していくことを確認しました。
  3. また、岸田総理大臣から、インドネシアの首都移転につき協力していきたい旨述べ、ジョコ大統領から日本の協力を歓迎する旨の発言がありました。さらに、岸田総理大臣より「アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)」構想に係る二国間協力を進めていきたいと述べ、これを受けジョコ大統領より、脱炭素化、エネルギートランジションに向けた様々な具体的協力について発言がありました。
  4. さらに、両首脳は、12月に東京で開催される日・ASEAN特別首脳会議に向けて引き続き緊密に協力していくことで一致しました。

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