経産省・新着情報

2023年5月23日

JISは、鉱工業品、データ、サービスの品質、性能や試験方法などを定めた国家規格であり、社会的環境の変化に対応して、制定・改正しています。今月制定・改正したJISについてお知らせします。

1.今回のJISの制定・改正内容

今回は、11件の制定及び21件の改正を行いました。
なお、制定・改正したJISのうち、認定産業標準作成機関から申出されたものは、一般財団法人日本規格協会から制定3件及び改正4件、また、一般社団法人日本鉄鋼連盟から改正15件となります。
以下に、特に重要なものを紹介します。①は一般財団法人日本規格協会の申出による制定です。(資料1)

①一般照明用有機EL(OLED)光源の性能要求事項に関するJIS制定

有機EL 照明は、薄くて軽量という特長を備えていることに加えて、自然な発光を示す面発光であることから特別な設計を必要とせずに輝度のムラが小さく、比較的少ない電力で必要な明るさを提供することが可能です。また、目にやさしく、その光に紫外線を含まないことから肌に与える影響も小さい照明です。このような特性から、近年利用されるシーンが増えており、今後の市場拡大が見込まれています。今般、こうした有機EL照明の市場における普及を見据え、その際の適切な性能評価を行うため、新たにJIS を制定しました。(資料2)

2.JIS(日本産業規格)とは

JIS(Japanese Industrial Standards)は、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、例えば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けたりすることができるために用いられています。

経済産業省では、技術の進歩や、社会的環境の変化等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。

JISについて、詳しくは、下記のサイトを御覧ください。

日本産業標準調査会ホームページ外部リンク

経産省ホームページ標準化・認証

JISの閲覧は、こちらより検索ください。 

3.過去のニュースリリース

日本産業規格(JIS)制定・改正関連のリリースはこちらを御覧ください。 

4.各規格のお問合せ先について

公示された各規格の詳細について、お問合せされる場合は、資料1に記載された担当課に極力メールにてお問合せください。その際は、御氏名、御所属(企業等からのお問合せの場合)、御連絡先を明記していただくようお願いします。

関連資料

関連リンク

担当

  • 本発表資料のお問合せ先

    産業技術環境局 基準認証調査広報室長 小嶋
    担当者:及川、小島

    電話:03-3501-1511(内線3421~3422)
    メール:bzl-kijun-Koho★meti.go.jp
    ※ [★]を[@]に置き換えてください。
  • 規格のお問合せ先

    産業技術環境局 国際標準課

    電話:03-3501-1511(内線3423~3427)
    メール:bzl-s-kijun-ISO★meti.go.jp

    ※ [★]を[@]に置き換えてください。

    産業技術環境局 国際電気標準課

    電話:03-3501-1511(内線3428~3429)
    メール:bzl-s-iec★meti.go.jp
    ※ [★]を[@]に置き換えてください。

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