外務省・新着情報

令和5年5月31日
写真撮影に応じる髙木外務大臣政務官とウクライナ政府税関関係者一行の様子
髙木外務大臣政務官とウクライナ政府税関関係者一行の懇談の様子

 5月31日、午後3時30分から約30分間、髙木啓外務大臣政務官は、日本が国連薬物・犯罪事務所(UNODC)に拠出した協力事業の研修プログラムの一環で訪日中のウクライナ政府税関関係者一行による表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。

  1. 髙木政務官から、ロシアの侵略に結束して対抗し、ウクライナの平和の回復のために立ち上がっているウクライナ国民の勇気と忍耐に心から敬意を表した上で、今回の研修における経験を通じて、国境管理分野における日本の知見をウクライナの復旧・復興に役立てていただきたいと述べました。
  2. これに対し一行からは、日本からウクライナへのこれまでの支援に対する謝意が伝えられるとともに、本事業では大変有意義な研修を受けられており、この研修で学んだことを実務に生かし、日本とウクライナの友好関係を一層強化したいとの発言がありました。
(参考1)ウクライナ政府税関関係者一行の訪日研修内容

 令和4年度補正予算によるUNODC拠出案件の一環として、ウクライナ国境における復興機材や人道物資の円滑な輸入及び武器等の違法取引対策の強化を目的に、ウクライナ政府税関関係者に対し、日本の税関手続、リスク管理、職員育成等に関する研修を実施(5月30日~6月2日)。

(参考2)国連薬物・犯罪事務所(UNODC)

 1997年に「国連薬物統制計画」と「犯罪防止刑事司法計画」が統合されウィーンに設立。違法薬物及び犯罪に関する調査・分析、犯罪や麻薬関連条約の締結・実施と国内法整備支援、組織犯罪・テロ対策能力向上のための技術協力を実施。


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