外務省・新着情報
令和5年6月6日
6月5日、午後4時40分から約30分間、武井俊輔外務副大臣は、訪日中のディエゴ・シヌエ・ロドリゲス・メキシコ合衆国グアナファト州知事（Mr. Diego Sinhue Rodríguez, Governor of the State of Guanajuato，the United Mexican States）の表敬を受けたところ、概要以下のとおりです。
- 冒頭、武井副大臣から、ロドリゲス州知事の就任後、初の訪日を心から歓迎するとともに、グアナファト州に進出する多くの日系企業や州内の日系人のネットワークが、両国の関係強化に大きな貢献をしてきた旨述べました。
- また、武井副大臣から、グアナファト州に進出している日系企業が同州の経済・社会発展に大きく貢献していることを強調し、ロドリゲス州知事が、同州進出の日系企業の関心事項に応え、企業と対話する姿勢を示していることに対して謝意を表明しました。加えて、武井副大臣から、在留邦人の安全対策への引き続きの配慮を要請しました。
- ロドリゲス州知事からは、グアナファト州の発展に対する日系企業の貢献に言及の上、日系企業の更なる投資を期待するとともに、ジャパン・デスクを通した在留邦人向けの緊急対応サービスを行っている旨説明があり、同州と日本との間で、政治、経済のみならず、文化、人的交流なども含む幅広い分野で関係を引き続き構築していきたい旨述べました。
- 武井副大臣からは、明年、締結から10周年を迎える広島県とグアナファト州の友好提携が地方自治体間の協力の好例である旨述べるとともに、両自治体間の交流の更なる強化を強く期待する旨述べました。